2016年2月26日金曜日

2016-02-26 - オープンソース型の金融推計プラットフォームを運営しているエスティマイズ(Estimize)社の創業者兼CEOリー・ドローゲン







リー・ドローゲン

Leigh Drogen 。エスティマイズ(Estimize)社の創業者兼CEO(最高経営責任者)。同社は、インディペンデント系、バイサイド(buy-side、株式やファンドなどを購入する機関投資家)、セルサイド(sell-side、バイサイドから注文を受けて株式やファンドを販売する証券会社)、各産業の専門アナリスト、個人投資家、学生などのファンダメンタルズの推計の集約を支援するオープンソース型の金融推計プラットフォームを運営している。また同社は多様な投資コミュニティーや個人の推計情報を集約することで、セルサイドの一方的なデータよりも正確で、代表的な「期待」に対する見解を提供している。

彼は、ニューヨークをベースにするゲラー・キャピタル・ファンドで、数量分析にもとづくクオンツ・トレーダーとしてスタートした。彼は、価格モメンタムやセンチメント(市場心理)指標を活用し、収益加速化とアナリストの収益予想の変更モデルを開発した。

その後、同じニューヨークを拠点とするサーフビュー・キャピタル(資産運営会社)を創設した。そこでは、ゲラー・キャピタル・ファンドと同様の運用戦略を活用するとともに、中期的な時間軸で高位の株価ベータ値*にもとづく運用を行った。

*株価ベータ値とは、市場全体(つまり株価指数)に対する、各個別銘柄の株価の感応度のことを意味する。たとえば、ベータ値が2の銘柄は、TOPIX(東証株価指数)が5%変動するとその2倍の10%変動することを意味する。一方、株価ベータ値が0.5の場合は、TOPIX5%変動するとその半分の2.5%変動することになる。
学生時代は経済学と国際関係(主に戦争論)を専攻。米国ニューヨーク市立大学ハンター校を優秀な成績で卒業。



1.    Estimizeのアイデアはどのように思いついたのですか。そのアイデアを最初に告げた3人は誰でしたか?どうして、その3人に最初に話したのですか?そのとき3人はどのような反応をしましたか?

Estimizeのアイデアは個人的な事情で生まれた。私は、ニューヨークにあるヘッジファンドで働くために大学を退学した。そこでは、企業業績の加速化と投資アナリストの収益予想の改訂を分析する興味深いモデルを利用していた。私たちは、基本的にセルサイド*のデータセット(ひとまとまりのデータ)の非効率性に関係する要因と、それらに含まれる歪み(skew)と偏り(bias)、そしてモメンタム(勢い)の合流点を探していた。株価が急伸し、四半期ごとに予測を超える業績を記録している企業を探していた。そうしたデータセットから、私たちは非効率性を取除くことができ、大きな結果を残した。

* セルサイド(sell-side)とは、機関投資家などのバイサイドから注文を受けて株式やファンドを販売する証券会社

そのヘッジファンドで、データセットがどうして非効率なのか、そして、セルサイドのインセンティブ構造のすべてを学んだ。エスティマイズのアイデアは、2007年に、そこで生まれた。私がそのヘッジファンドで基本的に仕事を始めて1年が経過したときだった。私は、ミレニアル世代(2000年代に社会人になる世代)に属している。この世代は、オープン、共有、偽名(匿名)の使用を含むウェッブ哲学を堅く信じている。有料コンテンツの壁の回避、そしてクラウド・ソーシング*も信じている。しかし、そうした信念は、これまで金融の世界全体にはもたらされてこなかった。そして、それは、現在私たちが開発しているデータセットに対しても明らかに同じことが言える。

*インターネットを活用し、不特定多数の人に業務の発注や、受注者の募集を行うプロセス
次に、話をその数年後に進めよう。私は、ストック・ツイストという金融系の新規企業で働くために、ヘッジファンドを去った。そして、そこで、自分たちのアイデアを、直接的なインセンティブ制度なしで(つまり、無料で)オープンなコミュニティーに対して積極的に提供してくれる人々のコミュニティーを構築した。こうした展開がエスティマイズ創業への舞台を整えた。ある日、同僚と一緒に、金融データ系の大手企業とのミーティングに入ろうとしたとき、アイデアが浮かんだ。そのミーティングを終えて会議室から出るとき、その同僚にアイデアを伝えた。「このデータセットを構築しよう!これは私たちに相応しい内容だ」その同僚も私の意見に同意し、「そのとおり。でも、(ストック・ツイスト社の)ファウンダー(創業者)は納得してくれないだろう」。

その後、数ヶ月、業界内の専門家と連絡をとりながら、私のアイデアが正しいかどうかを検証した。そして、私は、ストック・ツイストの創業者のところに行き、このデータセットを構築すべきだと説明した。彼は答えた。「うん、それは本当にいいアイデアだと思う。でも当社がやるできことではない」。
そして、2011年、私は、エスティマイズを創業するために、クイック・ツイスト社を去った。これがエスティマイズ社の創業ストーリーだ。




2.   エスティマイズ社のビジネスモデルは何ですか。商品、あるいはサービスは何ですか。顧客や収入源も教えてください。

当社のビジネスモデルは、(従来ビジネスモデルに対する)「経済的な破壊勢力」と表現できる。(従来の大手金融情報企業の)トムソン・ロイター、ファクトセット、ブルームバーグ、キャピタルIQはセルサイドの情報を所有し、それを有料の壁で守っている。そういった情報を閲覧するだけで、顧客に対して、これらの企業は、月額で少なくとも1,500ドルの料金を課金する。もしそのような情報を「利用」したいなら、それ以上の料金を支払わなければならない。私たちはこうした状況に対して次のように宣言した。「それはおかしい。当社はサイトのフロントエンド(最初に顧客に見せる部分)でこうした情報を無料で提供していきたい。当社は、他社にはない直交のデータセットを収集し、それを保有する。当社は、顧客の目を釘付けにする」

そして、23週間後に、API(アプリケーション・プログラミング・インターフェイス)*をバックエンド(フロントエンドで利用してくれたユーザーにさらに売り込みをかけること)で提供して、エクセル・プラグインのソフトを使ってデータを売り込む。当社は、このAPIを、統計的な裁定取引や他の定量的トレーディングを行っている大規模な定量的ヘッジファンドに売り込む。エクセル・プラグインは、(投資の意思決定で主観的なルールをもつ)自由裁量型トレーダー(discretionary trader)、アナリスト、プロジェクトマネージャー、IR(インベスター・リレーションズ)専門家など、当社のデータを自分が使うエクセル・モデルに組み込みたい人々が利用できる。さらに、当社は、有料で、プレミアム型のフロントエンドの分析サービスを構築することを計画している。以上のような特色は、ウェッブサイトの最初のページ(フロントエンド)で、自由に利用可能なわけではない。くわえて、調査に関して、バイサイドとセルサイド**の連携体制も構築しているが、これも、面白いビジネスに発展すると信じている。

*あるコンピュータプログラム(ソフトウェア)の機能や管理するデータなどを、外部の他のプログラムから呼び出して利用すること

**バイサイド(buy-side、株式やファンドなどを購入する機関投資家)。セルサイド(sell-side、バイサイドから注文を受けて株式やファンドを販売する証券会社)。
当社の有料顧客には、大規模な定量的ヘッジファンド、アセットマネジメント(資産管理)会社、自由裁量型ヘッジファンド、IRセクション代表者、そして銀行が含まれている。




3.  現在の売上はどのくらいですか。今後の数年で、どのくらいの成長を計画していますか?

当社は、次のような正当な理由により売上の情報を公開していない。市場のなかに数社の手強い競争相手がいる。当社の現在の目標は、データ資産のサイズを可能な限り拡大することだ。当社は、株価予想のコンセンサスを提供する情報企業になりたい。より正確で、同時に、株価予想を代表するという理由で、すべての人が当社の予想を利用するような情報提供会社を目指している。最終的には、事業の焦点を、可能な限りの収入を上げる段階に移行させていきたい。しかし、現段階では、データセットの拡大が最も重要な課題だ。今から1年後、実際に、収入拡大に注力していきたい。




4.  エスティマイズのオープンソースのプラットフォームに貢献している上位3国はどこですか。潜在的な(情報)貢献者を拡大するために英語以外に他の言語を加える計画はありますか。


上位3国は、トップがアメリカで、カナダ、日本が続く。3番目に大きい情報貢献者のグループが日本で、彼らは英語を使っている。実際、日本の株価予想のデータセットの作成を計画しており、それは、欧州あるいはカナダ用に構築する前になる。日本のあとに、中国、韓国、台湾に拡大するだろう。当社の次の4つの株価関連のデータセットはこの4カ国用に構築されるだろう。しかし、こうしたデータセットを拡大する前に、マクロ経済予測のデータセットをアメリカから、日本を含む外国に広げたいと考えている。




5.  どのような方法で、エシティマイズ社のオープンソース・プラットホームに対して、アナリストなどの情報提供の貢献者を集めているのですか。彼らをどのように管理していますか。


「コンセプト・マーケティング」がユーザー獲得のための主な方法だ。当社にはコンテツ担当ディレクターがいて、当社のデータを使って大量の研究記事を執筆し、それをブログで発行している。そのブログ記事が、ヤフーファイナンス!、ビジネスインサイダー、フォーブスなどのサイトに再掲載される。こうした記事はとても効果的で、データを使いたい人々を当社のサイトに導いている。そして、そうした人々は、多くの場合、最終的にコンテツの情報提供者として登録することになる。
当社は、誰でもデータセットに対して情報を提供できるという、完全に開放的な哲学をもっている。さらに多くの情報提供者を募集したい。なぜなら、より多くの株価予想を集めれば、総意(コンセンサス)の精度が増すことがわかっているからだ。もちろん、データに障害を与えようとする人間からはデータを守るために注意しなければならないし、専門的知識が乏しい人々からもデータを保護しなければならない。

エスティマイズ社は2種類の保護アルゴリズム*を利用している。最初のものが、信頼性アルゴリズムだ。それは、ユーザーがインプットしたデータが信頼できるものかどうか、システムを不正に操作しているかどうか、システムに適合しないデータを提供しようとしているか、をテストする。仮にアルゴリズムが問題を発見した場合、そのデータはシステムにアップロードされることはない。さらに、その日の終わりまでに、私たちは自分たちの手で直接、疑念が残る株価予想を再検証している。来週、当社は、2番目のアルゴリズムである、予測解析プラットフォームを導入する。このアルゴリズムは、どの予想が、ある収益発表に対してより精度が高くなるのかを予測し、信頼性水準に基づいて、株価予想に対するコンセンサスに対して、それらの予想に重み付けを行うものだ。当社のサイトに掲載されているすべての株価予想の横に、0から100までの範囲の信頼性水準のスコアを掲載する計画だ。
*アルゴリズムとは、ある特定の問題を解く手順を、単純な計算や操作の組み合わせとして明確に定義したもののことをいう。特にITの分野ではコンピューターにプログラムの形で与えて実行させることができるよう定式化された、処理手順の集合体を指す。




6.  将来、自分の会社を設立したいと常に思っていましたか?それとも、従来型の会社で働いたのちに、起業することが自分の使命であると認識したのですか?

私の場合は、偶然に起業家になった。最初は、自分の会社を始める計画は持っていなかった。私は、成長するまでに、いろいろな物を売ったり、テニスのレッスンを提供したり、起業家的な活動にいろいろ関わってきた。実は、私は誰かのもとで働くような正規の仕事に就いた経験はない。しかし、ヘッジファンドで働き、自分の努力で階段を上がっていくと考えていた。最初は、そのとおりに行動した。その結果、私は、素晴らしいファイナンス系の新興企業で働く機会を与えられた。その会社を退社して自分でベンチャー企業をスタートさせるという発想は単にそのときに浮かんだにすぎない。それは、私が努力して達成した成果ではない。




7.  話を前に戻したいのですが、一兵卒から階段を昇っていくことを考えていたなかで、どうして当初ヘッジファンドに就職したのですか?

私は「独学者」で、伝統的な学校環境でうまく学べなかった。むしろ、本を読み、周りにいる人たちから基本的に学習する。学校ではファイナンスを勉強しなかった。実際に学んだのは経済学と戦争理論だ。当時、CIA(米国中央情報局)、国務省、あるいはシンクタンクのランド研究所に就職しようと考えていた。博士号を取得し、こうした組織で昇進していくことを計画していた。しかし、大学の学部の半分も経過しない段階で、さらに5年も博士課程で学ぶ忍耐力は自分にはないと悟った。当時、私は、行動ファイナンスの専門書をたくさん読んでいた。そのなかでも、特に多様な投資戦略についての文献を読んだ。金融市場をパズルにたとえれば、私は、異なった種類の動的なパズルのピースや、多様な人間のグループの行動に興味をもった。特に、市場のなかの多様な動きによって、人間の行動がどのような影響を受けるのか、ということに関心をもった。

ちょうどその頃だった。ある日、私の父がニューヨーク市内の通りで歩いているデービッド・ゲラーとばったり会った。子供の頃、私は彼とテニスをやって育った。デービッドはそのとき42歳ぐらいで、ヘッジファンドの運用で成功していた。父と彼が私について話していたとき、「彼(つまり、私、リー・ドローゲン)がトレーダーになりたいのなら、インタビュー(面接)のためによこしなさい」と言ったそうだ。
そのすぐ後、私は、カリフォルニア州サンディエゴからニューヨークに戻り面接のために彼のオフィスを訪れた。そのインタビューで興味深かったのは、彼が、ファイアンスや数学の質問を一切しなかったことだ。インタビューはかなり不思議な感じだった。何か心理学者と話しているようだった。デービットは、心理学の質問をたくさん私に投げかけた。私が彼のところを訪れたとき、彼のオフィスにある荷物用の箱を組み立てるように指示された。オフィス内の別のコーナーで片付けなければならない仕事があるので、それが終わったあとにインタビューを始めると彼から告げられた。私はその箱を組み立てようとした。だが、できなかった。どんなにいろいろ試みても、組み立てることができるようには思えなかった。130秒ぐらいが経過したのち、私はデービッドのところに行き、その箱を組み立てることはできないと告げた。デービッドは、「気にしなくていいから」と答え、そのときから、インタビューが始まった。

デービッドは最終的に私を定量トレーダーとして採用した。私はその仕事が好きだ。1年後、私と彼は、昼食のとき行動ファイナンスの問題について議論していた。そのとき、彼はこう言った。「荷物用の箱のことを覚えているかい?」私は「もちろんです。私に箱を組み立てるように言ったのは何か理由があったのですか?」と返した。私の質問を受けて、デービッドは次のように説明した。「もともとあの箱は組み立てられないようにできていた。君に組み立てるように指示したのは、君が問題を解決できないときにどのような反応を示すかを評価するためだった。君がフラストレーションをためて箱を潰すのか、あるいは、できないことを私に告げないでそのままにしておくのか、知りたかったのだ」デービッドは、説明を続けた。「心理的な特性によって、どのようなトレーディングに適合するかが決まってくる」つまり、彼の会社で行っているようなトレーディングに適合する要素は、知性やファイナンスの知識ではなく、心理的な特性だったのだ。「もし君が箱を組み立てられないことを告げずに、毅然としてそのまま座っていれば、バリュー・トレーダー(市場が過小評価している株を探し出して投資する)にたぶん向いているだろう。しかし、その場合、君は優秀な定量トレーダーにはなれない」荷物用の箱の試験に対する私の行動から、デオビッドは私の心理特性を見極めて、採用することを決定したのだ。




8.  日本経済は、20144月の消費税の値上げ以来、停滞しているように見えます。米国に比べて、日本の現在の株式市場をどのように評価しますか?日本企業のなかで、どのような会社に興味を持っていますか?その理由は何ですか。

ソフトバンクといくつかの企業を除くと、日本の個別の企業にはあまり詳しくない。マーケット全体の動きを読むと、安倍首相がやってきたことは興味深い。安倍首相は経済を活性化し、その結果、株式市場も成長し始めたように見える。しかし、日本は依然として深刻な人口問題を抱えており、自分だったら、日本の株式市場に多額の資金を投資するかどうかは確かではない。日本経済はとてもダイナミックで、技術革新も素晴らしい。しかし、そうした人口問題が経済成長を抑制している。消費財関連の株のパフォーマンスはよくない。なぜなら、消費財は成長セクターではないからだ。




9.  企業化になるにあたって最も困難なことは何ですか?

ヘッジファンドを運用する、またはファンドで資産運用をマネジメントする場合、極めて詳細な戦略とプロセスに従う。毎日、同じ戦略を行使する。時間が経過すると、一種のリズムが身につき、そのリズムによって仕事が効率的になる。そうしたことが、あなたを成功に導く。企業を創業すると、毎朝、目を覚ますとき、最初からやりなおして常に新しい解決策を考えなければならない。毎日、起きて、それを実践し、物事を前に進めなければならない。しかし、それをどのような方法で実践するのか必ずしも理解しているわけではない。その途中で、極めて多様なスキルや考え方を学ばなければならない。それは、ビジネスを構築することだけではなく、自社の商品を市場に適合させることも含めてだ。さらに、自社の顧客が何を求めているのか、そして、より質の高いプラットフォーム(技術基盤)の構築方法も学ぶ必要がある。人々を引きつけ、雇用しチームに配属し、さらに、投資家にも自社に魅力を感じてもらうことも必要となる。常に動いている(パズルの)パート、つまり要素がたくさんある。それらのパートをひとつにまとめることは難しい作業だ。しかし、それは楽しい作業でもある。




10.  起業に興味を持っているビジネスマン、大学生、高校生に対してどのようなアドバイスをしますか?

コーディング(coding)、つまりプログラミンを学びなさない、と言いたい。簡単に言えば、それが私のアドバイスだ。コーディングができれば、何でも造り出せる。何かを作れば、今度はそれを試すことができる。新しく作ったものを試し続ければ、最終的にうまく機能する何かに到達する。パイソン(Python)、オブジェクティブCObjective C)、それから、世界で使用されているアップル用の言語、スウィフト(Swift)から始めることを勧めたい。パイソンとスウィフトは両方を学ぶべきだ。スマートフォンなどのモバイル系アプリiOSのコーディングができれば、この驚くほど強力なプラットフォームにより、簡単に利用者を獲得することができ、それで準備完了だ。今は、すべてがモバイルになっているからだ。




11.  あなたは、熱心なホッケー選手だと聞いたが、他にどのような趣味や関心を持っていますか?

サーフィンをよくやっている。休暇がとれれば、サーフィンのためのいい波を探しに行っている。サーフィンは素晴らしいスポーツだ。気持ちを落ち着かせてくれる。もうひとつ好きなものがある。国際関係だ。外交政策の文書やシンクタンクが発表するリサーチなど多くの資料を読んでいる。リサーチがどのようになされ、現実の政策がどのように実践されたのか、その大きなギャップを研究するのが、とても楽しい。それから、趣味として、行動ファイナンスの多くの文献を読むのが好きだ。この分野はとても面白い。行動ファイナンスについてはまだまだ学ぶべきことが多いので、そうした文献を読むことは本当に楽しい趣味になっている。


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